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オーリス ブレーキパッド(リア)交換 [ DIXCEL EC ] [車 (オーリスRS、他)]

 10月も下旬となり、紅葉が見ごろとなってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

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オーリス 車検(11年目)

 

 私の方は、今月の初旬に愛車オーリスの車検を通してきました。

 

今のところ快調に動いていますが、走行距離も21万キロを超えており、次回更新時には税金も上がるので、乗り換えも検討中です。

 

 今回は、オーリスのブレーキパッド(リア)交換をブログにしていなかったので、これを機会に書きたいと思います♪

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ディスク ブレーキ

 

 さて、今回はオーリスのリアブレーキパッドの交換です♪

 

…といっても実際に交換したのは2020年11月だったりします(;´∀`)。あ、フロントの交換記はコチラです。

 

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TOKICO製 片押しタイプ

 

 当時の走行距離が約18万キロ、パッド残量が3mm以下まで減っていたのでディーラーからも交換を促されておりました。

 

バイクでのブレーキメンテの経験を元に、フロントパッド交換をなんとか完遂したので、リアだって大丈夫さ!とパッド交換に挑みました。

 

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キャリパー取り外し

 

 オーリス(ZRE152H)のリアブレーキは、片押しタイプのディスクブレーキ。

 

バイクと比べるとサイズが巨大ですが、見た目はKLXのリアブレーキと似ているので、キャリパーを固定しているボルトを外して引き抜くことで取り外せました。

 

ただ外したキャリパーは、バイクのよりも重いので、ブレーキホースを傷めないように安定した場所に置く必要があります。

 

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DIXCEL EC

 

 紹介が遅れましたが、使用する新品パッドはフロントと同じDIXCELのECタイプ(純正よりもお手頃ながら、ちょっと高性能という位置づけ)。

 

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純正との比較

 

 外した純正と比べてみましたが、フロント同様18万キロも走ると目に見えて減り具合が分かります。

 

これだけ減っていれば、交換のし甲斐もあるってものです…バイクなんか減った?くらいで交換することもありましたし(;´∀`)

 

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取付

 

 取付前にディスクとの接地面の縁を軽く面取りし、パッド表面には付かないように注意して、摺動部(矢印あたり)にパッドグリスを塗布して、新しいパッドを取り付けます。

 

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ブレーキフルード調整

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ブレーキピストン

 

 パッドを取り付けたら、厚くなったパッド分ブレーキピストンを戻す必要があり、そうするとブレーキフルードの油面が上昇するので、溢れないように調整が必要です。

 

フロントパッド交換では、うっかりフルードお漏らしとなりましたが、同じ轍は踏みません(^^♪


フルード調整も済んで、ピストンを戻そうとしたところ・・問題が発生。

 

リアブレーキピストンが、どうにも見たことのない形状しておりまして、試しにピストンツールで押してみましたが、動く気配がない(^^;)

 

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ピストンツール(リア用)

 

 ネット検索で調べてみたところ、こういった形状?のブレーキピストンは、回転するように押し戻しをするタイプのようでした。

 

「えぇ…どうやって動かすん?指力じゃビクともしないんだけど(゚Д゚;)」

 

と思っていたところ、ネット検索で表示されていた上の画像を見て、「あぁ!よくブレーキ系工具ページに載っていた用途不明なヤツ!これのためだったのか!!」と変に納得しましたw

 

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代用品

 

 と納得したところで、そのツールは手元にはありません。

 

ラジオペンチの先端をコンパスのようにして回そうと試みましたが、掛かりが浅くて上手くいかずorz。

 

何か代用案は無いものかと、ネット検索をしたところ、ディスクグラインダーの工具が使えることが判明しました!

 

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使用方法

 

 田舎の農家かDIYヤーなら、みんな持っているディスクグラインダー!(違。

 

こいつのホイルナットに使用する工具(ピンレンチ)が良い感じに使えました♪

 

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ピストンの窪みに合う位置に調整
 

 ピストン側のパッドもよく観察すると、ピストンの窪みに合わせるような突起がありました。

 

フロント部のピストンと違って、リアは突起と窪みに合わせつつ、キャリパー・ピストンがギリギリパッドに触れる位置を狙って調整しました。

 

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取付完了♪

 

 キャリパーの位置調整が済んだら、取り外した逆の手順で元に戻し、反対側のブレーキパッドも同様に交換、そして忘れずにフルードの油面も上限になるように調整♪

 

交換後にはブレーキの効き具合を入念に確認して、問題なければ交換作業完了です♪

※なんて書きましたが、流石に2年前の作業でうろ覚えな部分もありますので、ご容赦くださいm(__)m

 

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サイドブレーキも確認


 今回、自動車のリアブレーキパッド交換記を書きましたが、そもそもなんでこんな回転ピストンなの?と疑問に思う方も多いと思います。

 

私もそう思い、グーグル先生を頼ったところ、サイドブレーキと兼用する構造のためらしいです。

 

確かにキャリパーの部分には、ブレーキホース以外にもワイヤーケーブルが付いていたので、サイドブレーキを引くことでワイヤーが引っ張られてピストンが回転してブレーキが掛かり、サイドを戻すとキャリパー内部の反力で回転が戻る・・・らしいです(^^;

 

 これは片押しだけの構造のようで、対向ピストンだとまた違うらしく…普段よく考えずにブレーキ操作していますが、こうして掘り下げていくと奥が深すぎて頭が沸騰しそうになります(>_<)

 

 最後になりますが、交換したインプレはフロント同様、”純正と比べて違和感なし!”でした…高性能パッドではありませんから、今まで通りの効き具合が一番です♪

 

それでは、今回はこの辺で(^^)/

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コメント 3

歳三君

パット交換お疲れ様です。
最近の電動パーキングだとまた構造が違ったりするんでしょうね。
いずれにしてもトライしてからリカバリー出来て良かったですw
by 歳三君 (2022-10-30 21:38) 

にゃー

いつも楽しく拝見させていただいております。
私も自分の車のパッド交換をしますが、バイクと比較すると巨大に感じますね。

ピストン。
バイクと違い、指では戻りませんね。
私は、かまぼこ板とメガネレンチでピストンを戻します。

DIXCEL製パッド。
かなり値段が高かったのではないでしょうか。
自分で交換するので、交換賃をパッド代に回せますね。

私はエンドレス製品(SSS)にしました。
こちらはブレーキタッチがノーマルと似ており、違和感なしでした。
また、ホイールがほとんど汚れないので、洗車は助かっています。

by にゃー (2022-11-20 17:07) 

masashi

>歳三君さん
今時の車だとブレーキに関わる制御も複雑そうですからね…下手にDIYると返って故障しそうです(>_<)

>にゃーさん
コメントありがとうございます♪
この形状のピストンは初めてだったので、代替えツールに辿り着くまで、また戻すのかと泣きそうになりました(;´∀`)
DIXCELパッドは、純正(ディーラーの見積もり)よりは安かったのと、見た目がカッコよかったので選びましたw
by masashi (2022-11-20 20:17) 

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